一般財団法人非営利組織評価センター
山田 泰久

私たちの取り組みについて

私たち非営利組織評価センターは、全国の非営利組織を対象に組織評価を提供する団体です。

全国には、NPO法人や一般社団法人といった非営利組織が数多くあります。地域で必要な取り組みを様々な方法で実施し、地域をより良くしていくためには欠かせない存在となっています。

そういった地域で積極的な活動を行っている団体に対して、組織運営の観点から組織評価を行うことで、団体の信頼性を「見える化」していく取り組みを行っています。

新型コロナ禍においても、数多くの非営利組織が必要とされる活動を積極的に行っています。全国各地で行われている取り組みに敬意を表します。

そういった団体に対して適切な支援が届くように、私たちは組織評価を通じて、「信頼性」をキーワードに非営利組織を応援しています。

地域での支えあいの大切さ

私も、現在の仕事を含めて、ここ15年で様々なNPO活動を見てきました。

最近は、当センターの組織評価の業務を通じて、NPOの取り組みを詳しくお聞きする機会が増えました。この企画を主催する認定NPO法人ポケットサポートさんもそのうちの一つの団体で、評価で訪問した際に詳しく活動を教えていただきました。

ふだんは、東京のオフィス街で仕事をしていますが、ポケットサポートさんのような地域の団体にお話しをお聞きすると、地域コミュニティの大事さを教えていただきます。

NPOの活躍が大きくなるのと同時に、社会課題も多様化・深刻化しています。特に、新型コロナ禍では、子どもたちや高齢者などが今まで以上のサポートを必要としているケースが生まれています。その中で、限られた資源、限られた人材で課題解決に取り組むためには、地域の人たちが協力しあって、支えあう仕組みが必要となります。

これまでにお会いしたり、お話しを聞いたりした地域のNPOの多くが、この支えあいの中心となって活動していました。

NPO活動を通じて、地域での支えあいを感じてみませんか?

未来の子どもたちのために

地域には、たくさんのNPOが活動をしています。
子どもたちを対象に活動している団体も、もちろんいます。

地域で暮らしている子どもたちが、楽しく、生き生きと充実した生活が送れるように、いろんな取り組みを行ってくれています。

子どもといっても、個性があり、趣味や興味も、生活環境も人それぞれで、多様な人の集まりです。でも、それぞれの子どもたちにあったNPO活動が地域できっと見つかるはずです。子どもたちに対して「あなたは一人じゃない!」と思わせてくれるNPOがあります。

今、新型コロナで影響を受けている子どもたちも、NPO活動を通じて、今までの生活を取り戻したり、新しい挑戦を行ってもらいたいですね。

そして、その子どもたちが、将来、活動をする側に回って、未来の子どもたちのために活動する循環がうまれることを願っています。

【団体ホームページ】https://jcne.or.jp/