公益財団法人ベネッセこども基金 事務局
小松ゆかり、青木智宏、伊藤愛、多ヶ谷仁美

私たちの取り組みについて

ベネッセこども基金は、未来ある子どもたちが、安心して学習に取り組める環境のもとで、自ら可能性を広げられる社会の実現を目指して、2014年に設立されました。

子どもを取り巻く課題には様々ありますが、主に次の4つをテーマとして、地域のNPOなどの団体と連携しながら、子どもたちの学びや育ちを応援しております。

①病気・障がいを抱える子どもの学び支援
②経済的困難を抱える子どもの学び支援
③よりよい社会づくりにつながる学び支援
④子どもの安心・安全を守る活動

また、大きな地震や豪雨などがあった際は、災害地の子どもの学びや育ちの支援活動助成を行うこともあります。

助成事業だけではなく、自主事業による課題解決モデルづくりや、政策提言などにつなげるための調査や検証なども継続的に行っています。

地域での支えあいの大切さ

子どもたちを取り巻く課題は、多様で複雑なものも多いため、一つの団体だけですべてを解決することは困難です。

また、義務教育年代の頃は自治体から受けられていた支援が、高校世代になると途切れてしまうなど、年齢や制度により支援が続けられなくなるケースもあります。

ポケットサポートのような団体が向き合う重い病気の子どもたちは、長期的で切れ目のない支援が必要です。

切れ目を作らないためには、学校や病院など地域の様々な職域の方々が連携し、子どもたちが多方面とのつながりを持てるようにすることが理想です。

ポケットサポートのようなNPOは、子ども支援をする関係者たちをつなぐハブとしての役割も担っています。

一人の子どもも取り残されることのないよう、地域でのセーフティネットワークづくりは急務だと言えます。

未来の子どもたちのために

ベネッセこども基金のミッションは、未来ある子どもたちが、自ら可能性を広げられる社会の実現です。

子どもたちが、病気や生まれた家庭環境に左右されることなく、やりたいことを見つけ、挑戦することが、当たり前にできる社会になるよう願ってやみません。

そのような社会の実現のためには、現在、重い病気や経済的な困難を抱える子どもたちが、自ら伸びようとする力を十分に発揮できるよう、多様な学びの機会を提供していけたらと思います。

そのためには、ポケットサポートのような地域の子どもたちと向き合う支援団体との連携が不可欠になります。また、地域で志を同じくする方々とも連携しながら取り組んでいきたいと考えています。

ポケットサポートとの活動を通して、様々な方ともご縁ができることを期待しております。

【ベネッセこども基金】https://benesse-kodomokikin.or.jp

【Facebookページ】https://www.facebook.com/benessekodomokikin2014