いい出会いは、いい人生をつくる。若者と大人のつながりづくり。

NPO法人だっぴ
代表理事 森分 志学

私たちの取り組みについて

私たちNPO法人だっぴは、一人ひとりの若者が人とのつながりの中で自分らしく生きられる社会の実現をビジョンに、中学生から大学生世代までの若者と大人の出会いと対話の場づくりを行っています。私たちは、若者が自分に自信をもち、多様な選択肢に出会いながら、自分らしい納得解をつくり、人生を開拓していってほしいと願っています。

そのためには、若者が多様な人とのつながりをもつことが大切だと考え、中学校や高校の授業で「中学生・高校生だっぴ」というプログラムを実施しています。このプログラムは、中学生・大学生・大人の異なる3者がフラットな関係の中で、自分の経験や価値観、考え方を対話する機会で、岡山県内外12市町村の学校や地域で実施されています。

地域での支えあいの大切さ

地域のつながりが希薄になり、コミュニティが衰退していく中で、子どもたちのもつつながりは、どうしても家庭と学校に偏らざるを得ない状況だと思います。

しかし、子どもたちの育ちや学びは、それらのつながりに加えて、社会全体で支えていくという視点も大切で、私たちは、だっぴのプログラムを起点に地域のコミュニティづくりにもチャレンジしています。

学校外のコミュニティが、家庭や学校ではスポットが当たりにくい(評価されにくい)かもしれない子どもたちの得意や好き、あるいは在り方そのものを照らすことで、子どもたちの自尊感情を高めたり、家庭や学校とのよい役割分担を果たすことができると考えています。

より多様な人が教育に関われる“関わりしろ”をつくることで、色んな分野・角度のスポットライトを増やしていければ、それは子どもたちが包摂されつつ、活躍の場もある地域に近づけるのではないかと思います。

未来の子どもたちのために

色んな豊かさが認められつつある世界で、自分らしく在るということは、きっとそれなりの自信を必要とすると思います。そして、その自信は、自分だけでつくることは難しく、自分以外の誰かの存在が必要です。だからこそ、人は一人では生きていけないのだろうし、そばにいてくれる誰かを求めるのだと思います。

「いい出会いは、いい人生をつくる。」

様々な人との出会いとつながりによって、「自分がここに居ていいんだ」ということを確かめられるし、前に進もうと勇気を出せたり、誰かから背中を押してもらうこともできると思います。

また、世界は広く、様々な発見や豊かさで溢れていることに気づくのは、いつだって誰か(あるいは何か)との関わりの中であり、そんな“人とつながること”が面白いと思える世界を、私たちはつくっていきたいと思います。

【団体HP】http://dappi-okayama.com/

【団体note】https://note.com/npodappi

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1件のコメント

  1. 上瀧 大

    年齢、立場を越えてお互い一人の人間として相手を尊重し、自分も大切にする素直な意見交換がリラックスした雰囲気の中でできるといいですね。

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